2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

時計簿の用語「過来」

過来 からい 過ぎたかつての活動時間も、対話によって現在のわたしに近しくなる。遠ざかり過ぎ去ったかつての時間は「過去」で、過去と現在の間にあるのが過来。時計簿に記録されたかつての幸福時間と対話すれば幸福の傾向が分かり、幸福を再現しやすい。過…

幸時現場「平和」

平和 へいわ 「戦争や災害などが無く、不安を感じないで生活出来る状態」(新明解国語辞典)。武力衝突や大地震、大水害などが起きなければ心に良い時間を十分に生みだし、幸福を実現する。でも、慣れてしまうと見えにくくなる。多くの人が平和の実現のため…

時計簿の用語「見えにくい幸福」

見えにくい幸福 みえにくいこうふく わたしの心の器に良い時間が十分に満ちながら、常態化して慣れてしまうと幸福が見えにくくなる。失われた時に「ああ、幸福だったんだ」と気づかされる。個人だけでなく大勢が見失いがちな大きな幸福に、平和やきれいな空…

幸時現場「月明かり」

月明かり つきあかり 月の光。ほのぼのとした月の光は心の器を良い(快い)時間で満たし幸福にする。日本人にとって月の光は、美しい明かりの基準だと説くのは照明デザイナーの石井幹子さん。月明かりを堪能するとき、夜の街のネオンなどの〝光害〟が少なく…

時計簿の用語「生活時間方程式」

生活時間方程式 せいかつじかんほうていしき 総務省の社会生活基本調査に従い、1日24時間の使い方を「必要」「義務」「自由」の3つに大きく分類し、生活時間の傾向を表した関係式。 24時間=1次活動時間+2次活動時間+3次活動時間 睡眠や食事など生理的に…

時計簿の用語「コロナ禍時間」

コロナ禍時間 ころなかじかん 新型コロナウイルス感染防止で増えたおうち時間のこと。通勤や飲み会などの時間の大幅減少の代わりに、家族や一人で自由に活動できる時間が増加。特におうちでお金を稼いだり使ったりしない自由な真水時間をもてあましたりしな…

幸時現場「青空」

青空 あおぞら 「青く澄んで見える空」(広辞苑)を目にすると、心という器に良い時間がいっぱいになる。「気が晴れる」と言ったのは登山家の田部井淳子さん。「空は表現を超えている」と最上級の評価をしたのはアラーキーこと、写真家の荒木経惟さん。「野…

時計簿の用語「時恵」

時恵 じけい 真水時間が生みだす時の恵み、価値のこと。成果としてだけでなく、過程としても得られる。女優オードリー・ヘップバーンは、年齢で差別する世の風潮を批判し、時間過程の恵みとしての美しさがあることを説いた。恵の人の時間は、周りの人を幸福…

時計簿の用語「幸福時間方程式」

幸福時間方程式 こうふくじかんほうていしき 快い時間の量と幸福、幸せ、幸い、幸の関係を言い表す。人の心を「器」に例えた上で、そこに快い時間が満ち満ちている状態であれば「幸福」。不足していない状態なら「幸い」。多いなら「幸」。増える変化をすれ…

時計簿の用語「真水時間」

真水時間(真時) まみずじかん(まとき) 生活の中のさまざまな時間のうち、お金を稼いだり、お金を使うことを必要としない時間。混じりっけがない真水のような時間というイメージで、幸福を実現するための知恵や工夫が求められる。お金が絡まないので、経…

時計簿の用語「時計簿」

時計簿 じけいぼ時を計る帳簿。生活時間を見える化し、幸福を実現するための道具。どんなことに、どれだけの時間を使うと自分が幸福になるかを明らかにし、上手な時間の使い方の精度を高めることができる。「使い捨てにしているような時間をちゃんと記録する…

お金より時間で幸福になるために

生活時間を記録する⇒幸福になる! 世界一簡単・手軽な“日記”誕生 新刊「40代からの 『時計簿』 革命 多忙という無駄からの脱却」(小池真一著、さくら舎刊) お金による生活をうまく営むのに、家計簿という道具があります。お金を使わずに時間をめいっぱい活…