時計簿の用語「図書館時間」

図書館時間 としょかんじかん 図書館は、お金要らずの真水時間で読める本の宝庫。物語や詩や学びの時間を堪能できる。幸福な読書時間の入会地だ。 www.youtube.com

幸時現場「桜」

桜 さくら 春の桜を目にすれば、現在の時間を幸福にするだけではない。過来として思い出すことで、これから時間も幸福にする。 www.youtube.com

時計簿の用語「アリギリス」

アリギリス ありぎりす イソップ物語では働き者のアリが称えられ、遊んでばかりのキリギリスが悲劇的な結末を迎える。でも、働くばかりで過剰労働に陥っては幸福になれない。アリとキリギリスが話し合ったなら、適度な時間を働き、適度な時間を遊ぶ「アリギ…

幸時現場「絵馬」

絵馬 えま 未来の幸福時間の実現を願い書く絵馬は、これから時間との対話、楽しい未去だ。絵馬を見る第三者の心の器にも良い時間を増やし、幸せにしてくれる。幸福のおすそわけをする。 絵馬(幸時現場)

時計簿の用語「猫に小判」

猫に小判 ねこにこばん お金など貴重な物をその価値が分からない、猫のような者に与えても無駄になる、という意味。これは「お金>時間」の時代の考え。のんびり時間を過ごすのが得意な猫にとってお金こそ無価値。時間本位の時代の「猫に小判」は、時間の価…

時計簿の用語「睡眠」

睡眠 すいみん お金要らずの真水時間で実現する。毎日7~8時間ほどが必要で、うかつに減らせば健康を損なうというペナルティーが待ち受ける。睡眠中は意識がなくなるが、時間を楽しみ、「心が満ち足りて安らぐ」(広辞苑)ことができる。大いに幸福になれ…

時計簿の用語「お金時間」

お金時間 おかねじかん お金を費やして商品・サービスを買って楽しんだり、お金を稼ぐために仕事をしたりする時間。お金と関連しない真水時間の対極。商品・サービスを買って幸福を実現したいと思うほど、お金を稼ぐ仕事の時間がますます必要になる。せっか…

幸時現場「時計簿ノート」

時計簿ノート じけいぼのーと 時計簿を付けるノートは2種類。毎日の記録で幸福台帳になる。 緑色の表紙のノートは、開始・終了の時刻、活動内容、幸福度などの空欄が印刷されていて、帳簿のように一つ一つ書き込む方式。活動時間をきちんと記録するのに向い…

時計簿の用語「時間長者」

時間長者 じかんちょうじゃ 自由に投じられる時間が膨大にある人のこと。定年退職などで収入減になるシニア世代は6万時間を自由に使えると、ベストセラー「定年後」の著者、楠木新さんは計算する。お金をなくても、真水時間を賢く投じることで、多くの時間…

幸時現場「おしゃべり」

おしゃべり おしゃべり 2人以上で時間を共にする典型例として、おしゃべりがある。お金本位の経済社会の中で、おしゃべりによってお金要らずの真水時間を総有すれば、入会のようなのどかな人間関係をつくり出す。一緒に幸福を実現できる。 コロナ禍でもおし…

時計簿の用語「連帯」

連帯 れんたい 複数の人が力を合わせて時間を投じ、責任を果たすこと。平和や地球環境保全などみんなの大きな幸福を実現するために、みんなが時間を投じて総有し、協力して連帯しなければいけない。連帯には互いの信頼と実践が不可欠で、実現はまれだ。20…

幸時現場「紅白幕」

紅白幕 こうはくまく 結婚式や新装開店など祝事で使われる。紅と白の2色で構成されるこの天幕を目にすれば、快い時間が生じる場所であることが分かる。内側は幸福時間の在処、いわば幸福幕府だ。 紅白幕(幸時現場)

時計簿の用語「総有」

総有 そうゆう 多数の人が何かを共に有する状態。メンバーは所有権を持たず、利用して恵みを得ることができる。村落共同体の入会 (いりあい)などが当てはまる。複数人がおしゃべりなどで時間を共にできても、その時間を切り分けて分有するのは不可能。総有…

幸時現場「梅花」

梅花 ばいか 寒さが残る早春の時候、春の訪れを花と香りで知らせる。これから先時間(未去)と目と鼻で対話して心にいい幸福時間になったら、時計簿に付けてみる。季節という時間を植えられるかも。 春遠からじと告げる白梅=1月下旬、東京・亀戸天神社

時計簿の用語「未去」

未去 みこ これから先の活動時間は、対話によって現在のわたしに近しくなる。「(何が起こるかは全く想像の域を出ない)これから先の時」(新明解国語辞典)は未来。ただ想像して来るのを待つのでなく、積極的に近づいていけば先の時間で好機をつかみ、夢を…

時計簿の用語「過来」

過来 からい 過ぎたかつての活動時間も、対話によって現在のわたしに近しくなる。遠ざかり過ぎ去ったかつての時間は「過去」で、過去と現在の間にあるのが過来。時計簿に記録されたかつての幸福時間と対話すれば幸福の傾向が分かり、幸福を再現しやすい。過…

幸時現場「平和」

平和 へいわ 「戦争や災害などが無く、不安を感じないで生活出来る状態」(新明解国語辞典)。武力衝突や大地震、大水害などが起きなければ心に良い時間を十分に生みだし、幸福を実現する。でも、慣れてしまうと見えにくくなる。多くの人が平和の実現のため…

時計簿の用語「見えにくい幸福」

見えにくい幸福 みえにくいこうふく わたしの心の器に良い時間が十分に満ちながら、常態化して慣れてしまうと幸福が見えにくくなる。失われた時に「ああ、幸福だったんだ」と気づかされる。個人だけでなく大勢が見失いがちな大きな幸福に、平和やきれいな空…

幸時現場「月明かり」

月明かり つきあかり 月の光。ほのぼのとした月の光は心の器を良い(快い)時間で満たし幸福にする。日本人にとって月の光は、美しい明かりの基準だと説くのは照明デザイナーの石井幹子さん。月明かりを堪能するとき、夜の街のネオンなどの〝光害〟が少なく…

時計簿の用語「生活時間方程式」

生活時間方程式 せいかつじかんほうていしき 総務省の社会生活基本調査に従い、1日24時間の使い方を「必要」「義務」「自由」の3つに大きく分類し、生活時間の傾向を表した関係式。 24時間=1次活動時間+2次活動時間+3次活動時間 睡眠や食事など生理的に…

時計簿の用語「コロナ禍時間」

コロナ禍時間 ころなかじかん 新型コロナウイルス感染防止で増えたおうち時間のこと。通勤や飲み会などの時間の大幅減少の代わりに、家族や一人で自由に活動できる時間が増加。特におうちでお金を稼いだり使ったりしない自由な真水時間をもてあましたりしな…

幸時現場「青空」

青空 あおぞら 「青く澄んで見える空」(広辞苑)を目にすると、心という器に良い時間がいっぱいになる。「気が晴れる」と言ったのは登山家の田部井淳子さん。「空は表現を超えている」と最上級の評価をしたのはアラーキーこと、写真家の荒木経惟さん。「野…

時計簿の用語「時恵」

時恵 じけい 真水時間が生みだす時の恵み、価値のこと。成果としてだけでなく、過程としても得られる。女優オードリー・ヘップバーンは、年齢で差別する世の風潮を批判し、時間過程の恵みとしての美しさがあることを説いた。恵の人の時間は、周りの人を幸福…

時計簿の用語「幸福時間方程式」

幸福時間方程式 こうふくじかんほうていしき 快い時間の量と幸福、幸せ、幸い、幸の関係を言い表す。人の心を「器」に例えた上で、そこに快い時間が満ち満ちている状態であれば「幸福」。不足していない状態なら「幸い」。多いなら「幸」。増える変化をすれ…

時計簿の用語「真水時間」

真水時間(真時) まみずじかん(まとき) 生活の中のさまざまな時間のうち、お金を稼いだり、お金を使うことを必要としない時間。混じりっけがない真水のような時間というイメージで、幸福を実現するための知恵や工夫が求められる。お金が絡まないので、経…

時計簿の用語「時計簿」

時計簿 じけいぼ時を計る帳簿。生活時間を見える化し、幸福を実現するための道具。どんなことに、どれだけの時間を使うと自分が幸福になるかを明らかにし、上手な時間の使い方の精度を高めることができる。「使い捨てにしているような時間をちゃんと記録する…

お金より時間で幸福になるために

生活時間を記録する⇒幸福になる! 世界一簡単・手軽な“日記”誕生 新刊「40代からの 『時計簿』 革命 多忙という無駄からの脱却」(小池真一著、さくら舎刊) お金による生活をうまく営むのに、家計簿という道具があります。お金を使わずに時間をめいっぱい活…